エイトビート
なんやかんやで飛び出したわけです…
突如、彗星のごとく明石に(笑)
さて、事業所オープンに向けてのお話はずっとしてきましたが、当時の私はアルバイト三昧だったわけです。生活は止まらないのでね。
さぁ、ついに"事業所立ち上げ編"も終盤✨
【目次】
アルバイトの日々
話を8ヵ月ほど戻します。前職を辞める時、つまり事業を始めると決めた時の話。
家族には一切相談はしてませんでした。
勝手に決めて、勝手に退職の段取りまでしたとこで初めて話します。
当然嫁さんは唖然とするわけですね…。ちょうど上の子供が小学一年で、下が保育園に行き始める年。反応はご想像にお任せします(笑)
で、まぁ一時的に無職に。
嫁さんには仕事がんばってもらい、私はアルバイトで生計を立てるということになりますが、障害福祉や、いろんな障害に全く無知のまま事業所を始めるのはさすがにマズいよなと。
ちょうど地元にある障害福祉のヘルパーの募集を見つけて、「これや!」と。
すぐさま応募し、事業所を立ち上げる話も聞いていただいて働かせていただくのです。
その事業所の理事長さんがすごい方で(^^)生き方や考え方、なんせ突き進んでるその姿勢に惹かれましたね(勝手にアレコレ書けないので、いずれまた許可をいただけたら書きたいでーす)。
事業所の所長さんや、相談員さんも、すごく理解して下さる方々で、「できるだけいろんな障害を持たれた方と関わって勉強して下さい」と、いろんな方の所に行かせていただきました。そこでの出会い、経験が私の障害福祉のスタートでした。
これまでの高齢者福祉では、当たり前ですが自分より歳上の方ばかりが相手になります。
しかし、180度変わって同年代だったり、私より歳下の方と触れ合うのです。
しかも皆さんそれぞれ個性が違うので、私自身、戸惑うことも多々ありました。でも、めちゃくちゃ新鮮✨
なんやかんや言っても、これからの時代を作る若い人たちがどんな視点で何が見えてるのか知りたいってのがそもそも障害福祉をする動機の一つだったので(^^)
最初は関わり方すら分からなかったのですが、先輩ヘルパーや、事務所の皆さんの元で、たくさんのことを学ばせていただきましたし、何よりその人と関わる中で私の勝手な先入観を崩すことになった貴重な時間…。
ヘルパーで関わらせていただいた一人ひとりの利用者さんとの時間はかけがえないです✨
その時間のおかげで今があります(^^)
引き続き準備
そうこうしながら話を自分の事業所のほうに戻しますね。仕事をいただく会社以外、縁もゆかりもない地域。当然、障害福祉サービスの事業所としては実践もありませんし、私も何の肩書きもない(^^)知り合いもない…。
手当たり次第ってわけではないですけど、テレビで見る戦国武将の勢力図?みたいな事業所さんマップを手作りして、出陣です。
オープン前から手伝ってくれてた友人にも付き人兼運転手として同行してもらい(笑)
だけど、市内の事業所さんの数…なかなかとんでもないんですよね。
とても全てを回ることは不可能だと思いましたし、じゃあ、どこから回る??ってなっても決められないので、まずは自分らのお膝元の事業所さんにご挨拶。
事前にお電話させていただいた所もあれば、道中に発見した所には失礼承知でアポなしで行くという…
今考えると、こんなどこの馬の骨とも分からないヤツにご丁寧に対応して下さった事業所の皆様には本当に感謝です。
で、一世風靡したお昼の某テレビの、テレ◯ンショッキングではないですが、行った先の方に色々と情報をいただきながら次のあいさつ先を決めて行くという感じでした。
とりわけサービス利用の窓口である計画相談の事業所さんに重点を絞っていくわけですね。
もしかしたら、ウサンくさいと思われたこともあったかもしれませんが(笑)、その頃から変わらずお付き合いさせていただいてる方も大勢いらっしゃいます(^^)
とにもかくにも、しばらくは点と点を繋いでいくわけです。
本当は内覧会的なこともしたかったのですが、いかんせんまだまだ内装の真っ最中でしたからね〜。名刺とチラシ片手に無名の事業所が一歩ずつ踏み出すのです。
面接とか…
さぁ、そして同時期に行っていたのがスタッフ探しです。ハローワークには、仕事を探すほうは、これまで幾度となく足を運んではいましたが、事業所として人を探すほうは、初めてでした。まぁ、言われるがままに記入していくだけなんですけどね(^^)
どうでもいいんですが、自分の中で法人の印鑑を押す瞬間はいつも「おぉっ✨」てなります。
そう言えば、給与のこと何も考えてなかったなぁと。そして、社会保険やら労働保険がどうとかこうとかいろんな手続きの話が出てくるわけでして、あっち行きこっち行きと…。
で、まぁ係のおっちゃんにいろいろとアドバイスもらいながら晴れて求人票を完成。
「では、今日の夕方にはパソコンで閲覧できるようになってますので、清書した求人票また送ります。」
なんか、ちょっと「事業やってます」な感じやなと浮かれて事務所に帰りました(^^)
そして、翌日になり明石、加古川、神戸市西区のハローワークから次々と問い合わせの電話がかかってきます。この時、2回に分けて求人募集しましたが、1回目で12〜13人、2回目で8人と、たくさんの方が問い合わせてくれました。
実際に事業所のスターティングメンバーになるわけですから、今回は全員と面接すると決めてました。
先に履歴書を送っていただいて、そこから順番を決めて電話していくのですが、履歴書では基本、写真と住所と字体しかじっくりは見てません。…あ、全て目は通しますよ?せっかく書いて下さってるわけやし。
ただ、履歴書ではいくらでもうまいこと書けるし、仮にウソ書いてても調べでもしないとバレませんからね。
そーゆーひねくれた意味であまり信用してないのが正直なところで。
なので、その段階では動機とか下手に高い理想を書かれるよりは、むしろ「家から近い」とかがいいかなと思ってます。
それから、日程調整の電話をして来ていただくのですが、だいたいお会いした瞬間に「あ、この人ここにいそう」って思ったら、ほぼ決定してますね(^^)
あとは、これからどういう事業所にしたいかをなんとなく伝えるだけ。
会話のキャッチボールでどんな球を受けてくれて、どんな球を返してくれるかの確認。
まぁ、結局はそこでかなりの時間話すんですけどね。
必ず全員に聞くのは「あなたの夢、目標、やりたいこと」と「よく聞く好きな音楽、アーティスト」です♪その話の時にどんな顔してるかってのが、その人の素を見れるので(^^)
私自身が未熟者ですので、採用、不採用の細かい基準とかはよく分かりませんし、確信も持てないですから、資格や経験は無視…とまでは行かずとも優先順位としては後ですね。
資格は確かにその人のステータスですし、努力の証だとは思います。
しいて言うなら、この仕事と直接関係なさそうな資格のほうが私自身が興味を持ちますね。
福祉の仕事やから福祉の資格というよりは、違う資格の方が、自分らに広がり(可能性)があると思うので。
それよりは、まずはその人と一緒に働いてる絵がイメージできるかどうか、一緒に働いたら面白いんじゃないかなと思えるかどうか。
今働いてくれてるスタッフさんは、みんなそんな感じで決まりました。
残念ながら一緒にお仕事には繋がらなかった方もたくさんいるわけですが、いろんな出会いがあり、いろんなお話ができて楽しかったですね。ありがたい限りです(^^)
そうこうしながら、事業所あいさつの効果もあってか⁉️電話がかかり始めます。
「そちらの事業所を見学したい方がいらっしゃいまして、よろしいですか?」
ああ、強く閉じて
ああ、ふさいでいても
音速ジェット つきささる リズム
遠くはなれている
ずっと昔のうた
泣いているよ 笑ってる 今日も
ただ生きる 生きてやる
地上で眠り目をさます
ああ、行方知れずの
ああ、おたずね者が
どこかで モールス信号 たたく
ただ生きる 生きてやる
呼吸を止めてなるものか
それからも色々と過ごし、あとはもう楽しむしかないと思いながら、いよいよオープン♪
ここらか先は現在進行形のお話になります。
いろんな出会いや別れあり、笑い、悩みに明け暮れる毎日の始まり始まりです(^^)
でも、全部ひっくるめて楽しんでやろうと思ってます✨
今回もありがとうございました😊