未来は僕らの手の中
【目次】
ハジメマシテ
NPO法人で代表をしております(^^)
障害を持たれた方が就労に向けて踏み出す最初の一歩である就労継続支援B型事業所を経営してます。かれこれ4年が過ぎました。
経営者と言うとえらそうに聞こえるかもですがそんな大した人間じゃないです💦
それまでは、高齢者福祉をしてましたが、
これからを作っていく若い人と何かしたいって気持ちから障害福祉に興味を持ち始め、
どうせやるなら自分が思い描くことしよう、みたいなスタートです。
もちろん経営なんてしたことなく…
何か勉強をしてきたわけでもなく…
もちろん事業を始めるお金もなく…
それまで働いてきた地域でもなく…
すごい人脈があったわけでもなく…
いろんな不安と期待が交錯しました。
"やる"か、"やらない"かためらわなかったと言えばウソになります。
人に相談してみても賛否両論でしたが、何となく自分のイメージが進み出しちゃったので
「自分のワクワクを信じてみよう、
ダメやったらその時に考えたらいいわ」
くらいの気持ちで。
結局は自分の中の"やってみたい"っていう、ワクワクした気持ちを選んだわけです。
正解か不正解かは分かりませんが、やってみて楽しいことに間違いはないです。結果、今こうした内容のお話を書けるわけですしね〜。
自分の中の"やらない"を選択してたら今とは違うことになっていたと思う。今とは違うことしてたんかなぁと思うと、それはそれでおもしろかったんだろうなと。
だけど、今の自分や周りの人には出会えてなかったかもですね。
今の自分ってのは今まで出会った全ての"人"、物"、"事"、で形成されてるわけですし。
なので、そのわずかでも違ってたら今の自分はないと思うんです。(※そのあたりは、今後のブログでも書いていきたいと思ってます)
今があるのは周りの人のおかげで、周りの人というのは、何もこの事業をするにあたって関わってくれてる人だけではなく、今まで出会ってきた人全て。
ご縁に感謝です(^^)
たとえ、フラれた女性であれ、若かりし頃は煙たいなと思ってた人でも、何かしら今の自分のプラスになってくれてるはずです。
このブログは、そんな代表が経験してきたことや、今思ってることや気づいたこと、おもしろいなぁと思うことなどを気ままに書こうと思います。
どこかの誰かが見て下さって
「あー、こんな考えもありか」
くらいに思っていただければ幸いです(^^)
今回は自分はこういう思いで、こんな仕事してます的な内容になりました💦
そして、文章は下手くそです🙇♂️
ワクワクという、フワフワとしたヤツ
いきなりですが、ワクワクしてますか?
夢、仕事、学校、遊び、趣味、食事、恋愛…
何にだって"ワクワク"はありますよね。誰しも多かれ少なかれ経験があると思います。
ちなみに、僕はこれを書いている今日の晩飯がカレーって聞いてワクワクしています。
何にワクワクを感じたっていいんです(^^)
心が動いた瞬間がゴールだったりするんじゃないでしょうか。
なんとゆーか、ワクワクって形がなくてフワフワしたヤツで、何の確証もない。そのくせ、"何か"をする時の芯とゆーか核みたいなカタイもの。場合によっちゃあ、自分を動かす言い訳にもなるのかな。ただし、いつ、どこで出会うかは分からない…。
「初心に返る」と言いますが、私はワクワクがスタートでありゴールなんだと思う。
つまり、「初心=ワクワク」とか?
自分がしている事業のミッションは、障害を持たれた方が就労に向けた最初の一歩を踏み出すきっかけ、もしくはリスタートの一歩目として、これからはばたいていく人たちをサポートすることだと思ってます。同時にその人にとっての居場所でもある。
まだ世の中を知らない人、世の中に疲れてしまったけどもう一度がんばりたい人、やりたいことが見つからない人、自分でも活躍できる場所を見つけたい人、安心できる自分の居場所を見つけたい人…
など、いろんな経緯を持った、いろんな人が来てくれてます。もちろん、腰をあげるまでに時間もかかった人もいますが、それでも何かを求めて来てくれてる。これはめちゃくちゃ嬉しいことです(^^)
そこで、事業所に来てくれるメンバーさん(=利用者、当事者)によく言ってるのは、ワクワクすることに出会ってほしいということ。そして、それを感じた時は自分のことを自分が一番に認めてあげてほしいということです。
きっと、それが次の自分に進むためのステップだと思うので。
私らのような事業所は就労継続支援B型って言うのですが、(一般には"作業所"とゆー名前のほうがイメージしやすい?)
簡単に言うと、事業所に来て、軽作業をしたり、いろんな物を作ったり、人とのコミュニケーションの練習だったり、仕事に必要な体力や知識、そして自信をつけていくのが主な目的だったりします。
私が立ち上げに際して情報収集してるとき、いろいろ写真で見たり、見学に行かせていただきました。行く先々で、素晴らしい考えの人や、おもしろいなって感じる人にお会いしました。しかしながら、実際の雰囲気は、思い描いていたイメージとはだいぶかけ離れてました。
専門的な見地からしたら色々と意味があるのでしょうけど、私が利用する立場やったら
「うーん、ワクワクはしないなぁ…」というのが正直なところ。
障害当事者側からしたら、もしかしたら、それが当たり前というか、「そういうものだろう」という感覚だったのかも…
そりゃそうですよね。サービス提供する側の主流がそうであって、それで良しとしてるなら、選ぶ方は選択の余地ないですもんね。
「なら、自分はどんな場所行きたいやろ?」
「どんな場所ならワクワクするやろ?」
ってことを考えて準備していきました。
雰囲気はなんとなく自分の中でできあがってました。
「カフェとか雑貨屋さんぽいトコにしたい。音楽流れてる感じがいい。」という(^^)
ザックリとしたイメージを伝え、いかにもな倉庫をカッコよくしていこうと。私は不器用なので、絵とかを描いて、それを友人が作る。あの頃は、まさに毎日ワクワクしながらやってました(^^)
☆最初はライトをつけるとこから
☆今はこんな感じに
☆玄関の感じ
手前みそですが、理想な空間にはなってきたなぁと思います。福祉っぽさを極力考えずにしてますが…。昔から自分が福祉という仕事をやってきた中で感じるのは、福祉はどうも閉鎖的な空間ということ。
もちろん働き手個人個人がそうではないですが、全体的にそういう風潮とゆーか。
慎重といえばそうかもですが、どこかで自分達ひいては当事者の可能性にブレーキをかけてるというか…。
そーゆー空気は変えたいなってのは昔から思ってました。
どうも、"福祉はこうでないと"みたいな、変な先入観がまだまだあるように思います。
可能性を広げるべき仕事のはずが、いつしかその逆を行ってるような気もしますね。
だからこそ、まず自分がワクワクすることが大事だと思ってますし、事業所に来てくれる人たちにも伝えていきたい。
ワクワクというフワフワしたヤツ…
いつしか、それが夢、目標に変わるはず。
でも、人によってタイミングはそれぞれ。
なので、私たちの事業所のコンセプトは
"ワクワクを一緒に見つけて育てる"
"心のままに、自分のペースで"
"心のお茶屋さん"
だったりします。
人から見たら大したことじゃなくても、
バカにされそうなことだったとしても、
自分のワクワクを信じてあげるのもいいんじゃないかなぁ〜。
未来は僕らの手の中
…とまぁ、よく分からない文面になっちゃいましたね💦
今回はワクワクについて自分の事業立ち上げのきっかけを混ぜながら書いてみましたが、たぶん、ワクワクって新しい自分のほんの入口なんだと思います(^^)
フワフワしたワクワク…
それをイメージしながら、自分で正体?実像?を作ったり描いたりするのが人かなぁ。
それには、めんどくさいことや、しんどいことにもたくさん出会いますよね。
でも、次のワクワクに出会うためには、歩くしか、進むしかないかな。
じっと待ってても、向こうからは来てくれないですもんね。
もしかしたら人生って、ワクワクを集める旅でもあるのかなぁ♪
けど、大人になったらいつのまにか
こう言っちゃったり…⁉️
「もう大人やから」
「いい歳してまだ…」
「どうせやっても…」
なので、私は自分の中のワクワクを信じて
ヘンゼルとグレーテルのようにではありませんが、いろいろみちくさしながら辿ってみようかなと思います。
「生きてることが大好きで
意味もなく興奮してる
一度に全てを望んで
マッハ50でかけ抜ける」
(未来は僕らの手の中/ザ・ブルーハーツ)
自分のワクワクの先には何があるのでしょう。きっと、”未来は僕らの手の中”ですね。
すいません💦
下手くそな文章を最後までお読みいただき
ありがとうございました♪
また次回もよろしくお願いします(^^)