少年の歌
こんにちは(^^)
前回は、私の事業とワクワクについて書きました。自分自身の最もワクワクした事について書こうかなぁと。
最初から福祉の仕事を志していたわけでなく
中高生の頃はずーっと音楽してました(バンド全盛の世代なもんでして)→ちなみにギターです。
好きな音楽はジャンルは問いません。カッコいいと感じる音が好きです。
でも、きっかけはロックからです。
(話し出すとしつこいとこありますが…)
「え??音楽の話⁉️」と思われるかもしれませんが、私の思考のルーツであり、ワクワクの原点であり、今の事業というか、この仕事をするにあたっての根っこのようなもの(^^)
それをたどっていくと今に行きつくみたいな。
てゆーか、私が本当の意味で学び、経験してきたことの全ては音楽の中にあるので。
『福祉×音楽』な内容が多いと思う。
それに、福祉と音楽ってどこか似てるところがあるなぁって。
【目の前のワクワクを集める】
そもそも、ロックというものに出会ったのは、小5の冬でした。
近所の友達の兄さんに聴かせてもらったのがきっかけで一発でやられました…。
今でも鮮明に覚えてますが、2人でコタツに仰向けに寝転んでたら、「ええもん聞かしたるわ。」とイヤホンを耳に入れられました。いきなり激しいドラムと、エレキギターの爆音を聴いた瞬間、ドキッと震えました。本当に鳥肌が立ちました。
メタル系のバンドだったのですが、第一印象は「なんだこれは!?何が起きてるんだ??」と。そこから、どっぷりのめり込みまして(笑)
友達の兄さんや8歳くらい離れたいとこのお兄さんにいろいろと聞かせてもらい、気づいたらそればっかりになってましたね。
それまでは、ただ何とな〜く友達と遊び、楽しいだけの毎日…。
もちろんそれはそれで楽しかったんですが、その日常に退屈し始めてたのも事実。
「何かなぁ、何かもっとこう…」というのが、いつもあったように思います。
当時は、その先が何かは分かりませんでしたが、後になってそれってきっと"ワクワク"だったのかなと思います。一つのワクワクを進んでいくと、また次のワクワクに出会う。次は楽器を持ちたくなるという。最初はドラムがやりたかったのですが、一緒に夢中になってた友達にジャンケンで負け「じゃ、ギターでいい。」みたいな。
で、そのギターの音をよく聞くようになったらエレキギターの歪んだ音に惚れ…
とにかくギターを持ちたくて、ダンボールでギターを作り音楽に合わせて首を振る小学生でした(笑)
そして、また「何かなぁ、何かもっとこう…」がやってくるのです。
そうです、ギターを弾きたいのはもちろんですが、バンドがしたいというワクワクに変わっていったのです。で、一人でしててもつまらないから、友人にはあらゆる箱をひっくり返してもらい、菜箸をスティックにしてそれらを叩くという感じでドラムをしてもらいました。ダサいけど、とにかく楽しかったですね。
「中学なったら絶対にバンドしよう‼️」と約束し、満を持して中学一年でバンド結成✨
もちろん、楽器はないですよ~。形だけで、メンバー集めてパートを決め、
なぜかひたすら歌詞を書いて曲を作った気になってました。
そして、中2の冬に念願のエレキギター購入。小さいアンプとシールド(ギターとアンプをつなぐケーブル)が入っていましたが「???」です。
☆こいつは友人が作ってくれた今の相棒です
その日はただただ眺めたり持ったりしてはしゃいでました。
しかし、しばらく考えたところ
「あのギャーンって音はギターから鳴るんじゃないの⁉️」
ってなりました。
とりあえずギターとアンプの差込口にシールドを突っ込み電源を入れる。
アンプにはいろんなつまみがあったんですが、全て英語表記なので何が何かサッパリ。
いっこずつつまみを回していくけど、なかなか”ギャーン!”が来ない…。
「あれはプロだから出せるのか…。」と思いながら、最後の一つを回すと!!
”ギャーン!!!”
うまく言えませんが、とにかく自分の全身を突き抜ける感じ。
頭の理解が追い付かないくらいのスピードで世界が変わった瞬間でした。
ワクワクが自分を追い越していったような感じ。
そしたら、次は当たり前ですが「早く弾けるようになりたい」になるわけですね。
「分からないことは、できる人に教わるほうが早い」と思い、とりあえずバンドをしている先輩を紹介してもらい、そこでギターのイロハを学びました。
中3に、ベース、ドラムがそれぞれ楽器を買ったので、毎日ドラムの子の家に集まり雨戸を締め切って練習。少しずつカタチになってくると、それなりに楽しかったのは間違いなかったのですが、やっぱりここでも
「何かなぁ、何かちがう。もっとこう…」が出てきます。
そもそも自分らの中でのバンドの印象ってテレビの中だけだったんですよね。当時は今とちがってネットとかもないから、人前での演奏のイメージも「学校の音楽会みたいなんかなぁ」程度で。
じゃあ、どんな所でライブってするもんなのか先輩に聞き、地元のライブハウスに行くことに。
中学3年の少年にしたら、ライブハウスの第一印象は怖かったです。
ガチガチのビジュアル系バンドだったので、お客さんもコテコテな兄さん姉さんばかりで緊張しまくってました。でも、その不安以上に、中がどうなってるのかドキドキしてました。
そして、防音の分厚い扉を開けた瞬間…
赤、黄、青のライトにどでかいアンプの音圧。
もう、完全にやられました。
ステージで全力で演奏するバンドと、それを聴いて全力で応えるお客さんのあの一体感。知り合いもいれば、当然知らない人もいる。性別も年齢も関係なくて、それを一つにしているのは"音楽"。その不思議な空間の心地よいこと✨
帰りに、一緒に行ったメンバーと「絶対ライブしような❕」と…。
もう、ワクワクが止まりませんでした。
そして、ここからもいろいろありながら高校一年の冬に初ライブです。
それからは、ひたすらライブを見に行ったり
自分らでライブをしたりの日々(^^)
まさか今の自分につながってるとも思わず、ただただ次から次にやって来るワクワクに身を任せた中学生でした。
【ケーブル1本で開けた世界】
とまぁ、私の若かりし頃の一コマをダラダラと書いてまいりました。
私が思うグッドサイクルってやつが
ワクワクに出会う
→とりあえずやってみる
→色んな出会い、発見がある
→視野が広がる
→さらなるワクワクに出会う
なのかなって思います(^^)
ここで伝えたいのは、目の前のワクワクを集めていったらどんどん次のワクワクに出会っていくのだということ。それから、ワクワクってのは、頭で考えるのではなく、自分の目で見て、自分の耳で聴いて、自分の鼻で匂って、自分の肌で感じてることで初めて自分のものになるのではないかなぁと。どんなことでも外野ではなく、自分が中に入っておきたいんです。
「ドアを開けても
何も見つからない
そこから遠くを
眺めてるだけじゃ」
(少年の歌/ザ・ブルーハーツ)
ワクワクに身を任せて進んでくこと…
それこそが、"夢中になる"ってことのような。
ギターとアンプをつなぐ、たった1本のケーブルが、私の世界を広げてくれました。
福祉関係ないかもですね〜(^^)
いやいや、自分が福祉に身を置くに至った大切なルーツです✨
今回もよく分からない文面を読んで下さり
ありがとうございました😊